ネイルケアアイテムの選び方。
伸びた髪を切った時、伸びた爪を切った時、なんとも言えない解放感がありますよね。
たった数ミリなのに、掃除をしたかのようにさっぱり。
ところで皆さん、どんなネイルケアアイテムを使って爪の長さを整えていますか?
爪切り?ヤスリ?ネイルニッパー
どれも正解ですが、爪を優しくいたわりながら整えるのであればヤスリがおすすめです。
今回はヤスリの特徴と選び方についてご紹介します。
ネイルケアとして1番使用率が高いアイテムといえば爪切りだと思いますが、爪切りは挟んだ衝撃で細かいヒビや亀裂が入りやすいのです。
そのまま切りっぱなしにしておくと、小さかったヒビから大きな亀裂になったり二枚爪になったり……爪がもろくなってしまいます。
確かにパチンッと一気に切るのは爽快です。
しかし、ここは爪の健康のためにもヤスリでネイルケアをしていきましょう!
最近はバラエティショップなどのネイルケアコーナーも充実していて、ヤスリ1つでもいろいろな種類がありますね。
大まかな種類はこの3つ
Type1:ペーパータイプ
木やスポンジ、プラスチックなど柔軟性のあるものをベースに紙やすりが貼り付けてあるタイプです。
ヤスリ本体の柔軟性が高く、よくしなり適度に衝撃を吸収してくれるため、爪や爪の生え際にダメージを与える心配が少ないです。
紙製のデメリットとしては他のタイプに比べ摩耗が早く交換が必要なこと。安価なものが多いのである程度まとめ買いしておくことがおすすめです。
Type2:ガラス
とてもきめ細かな凸凹がついていて、他のタイプに比べ削り口がなめらかに仕上がるものが多いことが特徴です。
洗うことができるため、衛生面でも安心。摩耗する心配もないため、半永久的に使えるのも嬉しいポイントですね。
小さいとは言えガラスですので、取り扱いはお気をつけください。
Type3:金属タイプ
他のタイプに比べ、ヤスリの目が荒いものが多く、ヤスリ本体の硬度もあるため早く削りたい方や足の硬い爪におすすめです。
摩耗が少なく丈夫なので取り扱いもしやすくて安心ですね。
ただし、硬い分力を入れすぎると爪にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
Side note:シャイナー
自爪にツヤを出すためのシャイナーもヤスリの一種。規則などでネイルカラーはできないけれどきれいに見せたいという場合、シャイナーを使ってネイルケアをするのもおすすめです。
ただし、磨きすぎは爪が薄くもろくなってしまう原因ですので注意しましょう。
一般的に販売されているのは大きく分けてこの3種類。それぞれにメリットがありますね。
ご自身の爪の状態に合わせて選ぶのが大切です。
爪の状態は人それぞれ違ってきますが、こちらもおおまかに分けてみました。
自分の爪と見比べながら、どれに当てはまるか考えてみましょう!
Type1:健康爪
割れ、欠け、二枚爪、縦線、剥離、でこぼこやへこみなどの症状が一切なく、爪切りではパチンと音がする強度がきちんとある方。
色も薄いピンク色をしていて健康な爪のあなたは、どのタイプのヤスリでもOK。おすすめは衛生面に長けているガラス製です。
Type2:薄い爪、乾燥爪
割れ、欠け、二枚爪などの症状がある。もしくはお風呂上がりでもないのに爪がふにゃりとしなる方は爪自体が薄くもろい可能性が高いです。
この爪の状態のあなたは、1番ダメージが少ないペーパータイプがおすすめです。
Type3:硬く柔軟性がない爪
爪が硬いと一見健康そうですが、本当に健康な爪は柔軟性がありしなやかです。硬くなる要因は主に乾燥。
硬いためつい爪切りでバチバチと切ってしまいたいですが、衝撃を吸収する柔軟性がないためダメージ大!亀裂が入りやすくなります。
特に縦線や横線が入っている方はそこから亀裂になりやすい状態です。
そのような方にはヤスリの中でも1番よく削れる金属タイプがおすすめです。もちろん力加減にはご注意を。
※ネイルケアで補修できるものもあれば、肥厚爪など疾患が原因の場合もあります。
以上、大まかに分けてみましたが、皆さまはどのタイプでしたか?
長さを整えるだけのアイテムでも、色々な種類がありますね。
爪が強い方、もろい方、乾燥している方、それぞれ自身の状態に合ったアイテムでケアをすることが、美爪への近道となります。
ちなみにヤスリはネイリストの方々は「ネイルファイル」と呼ぶことが多いです。
調べる際、ネイルファイルと検索するとプロの方が使うものもヒットしますのでおすすめですよ。
今回は長さを整えるアイテムについて触れました。
次回はヤスリの使い方のコツと、日常で行いたいネイル用美容液を用いたケアをご紹介します。
正しいアイテムを選んで、最適なネイルケアをしていきましょう。